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『らんまん』第10週「ノアザミ」ネタバレあらすじ感想

NHK連続テレビ小説『らんまん』の第10週「ノアザミ」では、槙野万太郎(神木隆之介)が植物学雑誌の刊行に向けて大畑印刷所(奥田瑛二)に弟子入りし、昼は帝国大学・夜は印刷所という二重生活を始める。第46回から第50回(2023年6月5日〜6月9日)の5日間を通じて、石版印刷という職人の技術に万太郎が向き合う一方で、寿恵子(浜辺美波)が高藤真道(福士誠治)の馬車に乗る場面を目撃するという、万太郎の感情の形が定まり始める転換の週だ。この週の週平均視聴率は16.5%(関東・ビデオリサーチ調べ)を記録した。

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目次

『らんまん』第10週「ノアザミ」のあらすじ(俯瞰)

第10週は、万太郎が植物学雑誌の実現に向けて具体的な行動を起こす週だ。第9週で田邊教授(要潤)から雑誌創刊の許可を得た万太郎は、石版印刷の技術を習得するため大畑義平(奥田瑛二)の印刷所に授業料を支払って見習いを申し込む。大畑は最初難色を示すが、万太郎の粘り強さに根負けして了承する。昼は植物学教室、夕方から夜は印刷所という二重生活が始まり、竹雄(志尊淳)が万太郎の過労を心配して珍しく強い言葉で苦言を呈す場面が第47回に描かれる。第48回には画工職人・岩下定春が石版への描画技術を教え始め、万太郎の技術は徐々に向上していく。感情の軸では、高藤が寿恵子を馬車で送迎するという状況が続き、第49回で万太郎が道端のノアザミを採集中に高藤の馬車に乗る寿恵子と鉢合わせし、第50回では高藤が足を痛めた寿恵子を抱き上げる場面を万太郎が目の当たりにする。この週で万太郎の感情の輪郭が明確になり始める。

第46回(6月5日・月曜)大畑印刷所で「授業料を払います」と直談判する万太郎

第46回は、万太郎が植物学雑誌の実現に向けて大畑印刷所へ乗り込み、石版印刷の見習いを直談判する回だ。田邊教授から雑誌創刊の許可を得た直後、万太郎は具体的な行動に移る速さを見せる。視聴率は16.2%(関東)。

大畑印刷所への直談判

大畑義平の印刷所は、明治中期の東京に数軒あった石版印刷専業の工場の一つだ。万太郎は工場を訪ね、石版印刷の見本を見せてもらい、その精巧な出来栄えに目を輝かせる。「自分で石版に直接、植物の絵を描きたい」という万太郎の要望に対し、大畑は「素人に石版は触れさせられない」と最初は断る。ところが万太郎は引かず、「授業料をお支払いします」と申し出る。大畑は妻のイチ(宮田圭子)と相談し、最終的に了承する。

この場面で注目すべきは、万太郎が単に「働かせてほしい」ではなく「石版に植物の絵を直接描く技術を習得したい」という具体的な目標を持って交渉に臨んでいる点だ。第9週で雑誌の許可を得てから1週間も経たないうちに次の手を打つ速度感は、植物の採集から標本作成まで一貫して行動力で乗り越えてきた万太郎の性格そのものだ。

石版印刷という技術の位置づけ

石版印刷(リトグラフ)は、石灰石の板の表面に脂肪酸系のインクや特殊クレヨンで絵を描き、化学的な反応を利用して紙に転写する印刷技術だ。木版印刷と比べて細かな線や階調の表現が得意で、植物学図鑑の挿絵のように精密な描写が必要な印刷に向いていた。万太郎が石版印刷の習得にこだわった理由は、自分が採集した植物の細部を自分の手で正確に描き、それをそのまま雑誌に載せたいからだ。他人の手を介すると、微細な葉脈や毛の形が失われてしまうと万太郎は考えていた。

大畑義平という人物の背景

大畑義平は脚本家・長田育恵によるドラマオリジナルキャラクターだが、モデルとなった実在の人物が存在する。史実では牧野富太郎が東京・神田錦町の印刷業者・太田義二の工場に通い、石版印刷技術を習得した。太田義二は東京の印刷業界の中堅業者で、牧野の情熱に動かされて技術を伝えた人物と伝わる。奥田瑛二が演じる大畑の不器用で実直な性格は、この太田義二を下敷きにしながら長田脚本が膨らませたキャラクターだ。

史実の牧野富太郎は、神田錦町の太田義二の印刷所に1年〜1年半にわたって通い石版印刷の技術を習得した。後に自費で石版印刷機を1台購入して高知に送り、自分の植物図を刷る環境を整えている(「牧野富太郎自叙伝」より。高知新聞2023年7月報道でも言及)。

第47回(6月6日・火曜)竹雄が万太郎に珍しく強い言葉で苦言を呈する

第47回では、石版を洗う砂を全身にかぶって帰宅した万太郎に対し、竹雄が珍しく感情をあらわにして苦言を言う。竹雄が万太郎に正面から怒りをぶつける場面は本作でも数少ない。視聴率は15.7%(関東)。

竹雄の「ご飯を食べ、ちゃんと寝て、笑顔でいること」という条件

石版洗い作業は、石灰石の板に残ったインクや傷を砂と水で丁寧に研磨し直す地味な作業だ。しかし、初日から熱心に取り組んだ万太郎は砂を全身に浴びた状態で帰宅する。竹雄の怒りの本音は「万太郎の体が心配」という一点だ。峰屋の若旦那として過保護に育てられた万太郎は体が丈夫ではなく、上京後も過労で倒れかけた過去がある。竹雄は「ご飯を食べ、ちゃんと寝て、笑顔でいること」を条件に印刷所通いを黙認すると告げる。

この条件は単純に見えるが、竹雄が万太郎に対して一貫して守ってきた「生存の原則」の表明だ。研究の進展より先に万太郎の基本的な健康を守ることが竹雄にとっての最優先事項で、その姿勢が感情的な言葉となって出た場面だ。万太郎は条件を受け入れ、以後昼は植物学教室・夕方から夜は印刷所という生活リズムを始める。

「主従」から「共同作業者」へ変化する関係性

第47回は、万太郎と竹雄の関係性が変化した過程の一断面だ。佐川峰屋を出てからの2人は、主と従というよりも「万太郎の夢を実現するための共同作業者」に近い関係になっている。竹雄は万太郎の研究の意義を必ずしも全て理解しているわけではないが、万太郎が本気でやりたいことなら最終的には支えるという姿勢を持ち続けている。この回の苦言も、最後には「条件を出して黙認する」という形で万太郎の行動を尊重する結末を迎える。

印刷所の初日の手応えと疲労

第47回後半では、印刷所での初仕事の様子が描かれる。石版洗いの作業を丁寧にこなす万太郎の姿を、大畑とイチが「真剣にやっている」と少し見直す場面がある。石版の磨き方一つとっても、万太郎は「どうすれば均一に磨けるか」を植物の標本処理の経験から考えて取り組む。そのアプローチは職人の経験則とは異なるが、大畑には「この男は飲み込みが早いかもしれない」という印象を与える。疲れた顔で帰宅した万太郎が「面白かった!」と竹雄に話す場面が、第47回のラストの余韻だ。

竹雄を演じた志尊淳は、ORICON NEWSのインタビューで「竹雄が万太郎に怒る場面は台本を読んで最初驚いた。でも竹雄にとって万太郎の笑顔が何より大事で、そこから来る怒りだと理解して演じた」とコメントしている(2023年6月ORICON NEWS)。

第48回(6月7日・水曜)岩下定春が万太郎に石版印刷の核心を教え始める

第48回は、大畑印刷所の画工職人・岩下定春(田中哲司)が万太郎の情熱を認め、石版への描画技術を伝え始める転換の回だ。万太郎の手際が上がり、職人から「教えてやってもいい」という態度が引き出された。視聴率は16.7%(関東)。

岩下定春という熟練職人が変わるまで

岩下定春は、大畑印刷所に長年勤める石版印刷の熟練職人だ。石版印刷の描画は、石版用脂肪酸インクや特殊クレヨンで石灰石に直接絵を描く工程で、細かな線を失わず均一な圧で描く技術に長年の訓練が必要だ。岩下は素人の万太郎に最初から技術を教えることに積極的ではなかった。しかし、万太郎が石版洗いを丁寧にこなし、職人たちの仕事の邪魔にならないよう立ち振る舞う姿を見続けて態度が変わる。「石版の面を均一に洗えている。だったら描き方も教えてやる」という岩下の一言が、万太郎の技術習得の転換点だ。

植物観察眼が石版描画に活きる

岩下が教えた石版描画の核心は「石の面を傷つけず、脂肪酸を含むインクを均一に乗せる」ことだ。この技術は実は、植物の葉脈・毛・胞子の微細な形態を見続けてきた万太郎の観察眼と親和性が高かった。植物スケッチでは「線の太さを変えて立体感を出す」「毛の密度を変えて質感を表現する」という技術を万太郎はすでに持っていた。岩下が「素人にしては線が死んでいない」と評価したのは、万太郎の植物スケッチの経験が直接活きた結果だ。

竹雄との和解と「大冒険」の予感

第48回では、前回の苦言から一転して竹雄が万太郎の印刷所通いをある程度受け入れた様子も描かれる。帰宅した万太郎に「今日は何を習いましたか」と聞くようになり、万太郎が嬉しそうに石版のことを話す場面がある。竹雄の「分かりません」という返事がおかしみをつくりつつ、万太郎への関心を失っていないことを示している。印刷所での手応えを感じ始めた第48回から、万太郎の二重生活は「大冒険の始まり」という段階に入る。史実の牧野富太郎も、太田義二の印刷所通いを「植物学雑誌創刊への一歩」と述懐している。

第49回(6月8日・木曜)ノアザミを採集中に高藤の馬車の寿恵子と鉢合わせ

第49回は、万太郎が道端でノアザミを採集中に、高藤の立派な馬車に乗った寿恵子と偶然遭遇する。寿恵子が先に気づいて身を隠す一瞬が、この週の感情的な核になる。視聴率は16.4%(関東)。

採集の最中に起きた偶然の遭遇

万太郎がノアザミの茎を手に観察しているところに、高藤の立派な馬車が通りかかる。窓から外を見ていた寿恵子は万太郎に先に気づき、素早く身を引いて隠れようとする。万太郎が馬車に気づいたとき、寿恵子の姿はほんの一瞬だった。この描写は、寿恵子が万太郎を意識しながら高藤と行動していること、そしてそれを万太郎に見られることへの後ろめたさを同時に表現している。

寿恵子が身を隠した理由

寿恵子がダンスのレッスン帰りに高藤の馬車に乗ったのは、高藤が「送っていきましょう」と申し出たからだ。寿恵子はこの時点で高藤からの好意を完全には断れずにいた。一方で第9週の演奏会で自分の気持ちが万太郎にあることを自覚し始めており、その複雑な状況の下で万太郎と鉢合わせになった。「見られたくない」という寿恵子の咄嗟の反応は、自分の状況を万太郎に説明できない当惑から来ている。

ノアザミという植物が担う役割

第10週の冠植物・ノアザミ(Cirsium japonicum)は、日本固有のアザミの一種で初夏に赤紫の頭花を咲かせる。茎と葉に鋭い棘を持ちながら、花そのものは鮮やかで美しい。万太郎がノアザミを採集している最中にこの遭遇が起きたことで、「棘を持ちながら美しく咲く」というノアザミの特性が万太郎の複雑な感情とひっそりと呼応する演出になっている。史実の牧野富太郎もノアザミを採集・研究しており、標本が現存する。

ノアザミは日本国内に自生する代表的なアザミの一種で、初夏(5〜7月)に花をつける。アザミ(薊)の語源は「傷つける」を意味する古語「あざむ」や「驚かす」からという説がある。牧野富太郎はアザミ属の研究でも業績を残しており、現在東京大学総合研究博物館に牧野採集のアザミ標本が所蔵されている。

第50回(6月9日・金曜)高藤が寿恵子を抱き上げる場面を万太郎が目撃

第50回は第10週のクライマックスで、万太郎が高藤と寿恵子の関係をより明確な形で目撃してしまう週の最終回だ。この回は週最高視聴率17.5%(関東)を記録した。

「おろしてください、見られます、見ないで」

高藤のサロンに近い場所で、足を痛めた(と見せかけた)寿恵子を高藤が横抱きにして運ぼうとする場面に万太郎が居合わせてしまう。寿恵子は「おろしてください。見られます、見ないで」と言う。この台詞は万太郎の耳に届く距離で発せられており、「誰かに見られることを恐れている」という含意を持つ。高藤は「自分の前で恥ずかしがっている」と受け取るが、寿恵子の視線は別の方向に向いていた。

万太郎が言葉を失う場面

目撃した万太郎は何も言えずにその場を離れる。竹雄に「どうなさいましたか」と聞かれても「なんでもない」と答えるだけだ。第9週の演奏会で白いドレスの寿恵子を目にしたとき芽生えた「初めての感情」が、第50回でより明確な輪郭を帯びる瞬間だ。脚本家・長田育恵はNHKへのインタビューで「万太郎が感情を自覚する過程は植物が土の中で根を張る過程と同じで、外からは見えない段階が長い」と語っており、第10週はその「発根」の週にあたる。

研究面の前進と感情面の混乱が並走する

第50回後半には、印刷所での技術が向上して大畑に認められる場面も挿入される。感情面では動揺を抱えながらも研究面では着実に前進するという二重構造が第10週全体を貫いている。万太郎は帰宅後、自分で描いた植物スケッチを見つめながら次週への思索に入る。ノアザミの標本の横に、白いドレスの残像がある——第10週はそういう週だった。

『らんまん』第10週「ノアザミ」ネタバレまとめ

  • 万太郎が大畑義平の印刷所に「授業料を払う」と申し出て石版印刷の見習いを承諾させた(第46回)
  • 昼は帝国大学植物学教室、夕方から夜は大畑印刷所という二重生活が始まった(第46回〜)
  • 竹雄が万太郎の過労を心配し、「ご飯・睡眠・笑顔」を条件に黙認することを告げた(第47回)
  • 画工職人・岩下定春が万太郎の丁寧な仕事ぶりを認め、石版描画を教え始めた(第48回)
  • 万太郎の植物スケッチの経験が石版描画の技術習得に直接活きた(第48回)
  • ノアザミを採集中に万太郎が高藤の馬車に乗る寿恵子と遭遇した(第49回)
  • 寿恵子は万太郎に見られることを恐れて馬車の中に身を隠した(第49回)
  • 高藤が足を痛めたふりをした寿恵子を横抱きにする場面を万太郎が目撃した(第50回)
  • 「おろしてください、見られます」という寿恵子の言葉が万太郎の耳に届いた(第50回)
  • 万太郎は竹雄の問いかけにも「なんでもない」と答え、感情を言葉にしなかった(第50回)
  • 第10週の週最高視聴率は17.5%(第50回・6月9日・関東)を記録した

『らんまん』第10週|石版印刷修業と牧野富太郎の実際の記録

ドラマで描かれた万太郎の石版印刷修業は、史実の牧野富太郎の経験に忠実に対応している。大畑義平のモデルは、東京・神田錦町で印刷所を営んでいた実業家・太田義二だ。牧野富太郎は植物学雑誌の創刊に向けて、太田の印刷所に1年〜1年半にわたって通い続けたと伝わる(「牧野富太郎自叙伝」)。ドラマでは「授業料を払う」という交渉が描かれているが、史実の牧野も相応の謝礼を支払いながら技術を習得した。

さらに史実では、牧野富太郎は石版印刷機を1台自費購入して高知の峰屋に送り届けており、ドラマの万太郎を上回る投資を行っている。この石版印刷機の購入は、家業の酒造業で得た資金を研究に充てた牧野の行動の表れだ。ドラマの大畑印刷所のシーンが「印刷所で習った後、自分で機械を買う」という史実の流れの序章として機能していることが分かる。植物学雑誌の創刊号は、1887年(明治20年)に市川延次郎・染谷徳五郎とともに刊行されており、ドラマの万太郎・波多野・藤丸・丈之助の4人で雑誌を作るという設定は、史実の共同創刊をアレンジしたものだ。

牧野富太郎が創刊した「植物学雑誌」(1887年)は、日本初の植物学専門誌として現在も「植物学雑誌(Botanical Magazine Tokyo)」という名で継続している。135年以上の歴史を持つ日本最古の植物学雑誌として知られる(日本植物学会公式情報)。

『らんまん』第10週の演出・映像──ノアザミが象徴するもの

第10週の冠植物としてノアザミが選ばれた背景には、この植物が持つ二面性が今週の万太郎の状況と照応する意図が読み取れる。ノアザミは棘を持ちながら鮮やかな花を咲かせる。万太郎も研究への熱意(花)と恋愛感情という新たな「棘」を同時に抱えた週だ。

演出面では、万太郎が道端でノアザミを採集しながら正確に観察しているシーンに、高藤の馬車という「異物」が入り込む構図が使われた。万太郎の日常(植物採集)に感情の乱れが割り込んでくるという第10週の構造を、1つのシーンで凝縮している。第50回の「おろしてください」の場面では、万太郎の顔に照明が当たらない演出が使われており、感情を読み取れないことで視聴者自身が想像する余地を残している。NHKはこの週の演出について「植物を見る目と人を見る目が同じ万太郎の視点から描いた」とコメントしている。

『らんまん』第10週の登場人物・キャスト

今週の新キャラクター

役名俳優名紹介
岩下定春田中哲司大畑印刷所の熟練画工職人。石版印刷の技術を持ち、当初は万太郎に冷淡だったが、丁寧な仕事ぶりを認めて教え始める。

レギュラー・主要キャスト

役名俳優名
槙野万太郎神木隆之介
西村寿恵子浜辺美波
竹雄志尊淳
田邊彰久要潤
高藤真道福士誠治
大畑義平奥田瑛二
大畑イチ宮田圭子

『らんまん』第10週の名シーン・名セリフ

第10週で特に語り草になるのは、第50回の寿恵子の「おろしてください、見られます、見ないで」という台詞だ。本人の行動を制しながらも、誰かに向けた言葉として機能するこの台詞の二重性は、当時のSNSでも多く語られた。「見られます」という表現が、万太郎への意識を間接的に示していると読む声が多かった。

第48回では岩下定春が「石版の面を傷めずに磨いている。これならば教えてやれる」と万太郎に告げる場面が印象的だ。職人から認められることへの万太郎の純粋な喜びが、石版印刷への取り組みをより鮮明にする一言として機能している。

第50回の「おろしてください、見られます」の台詞は、放送翌日にXのトレンドに入ったと複数のレビューサイトが報告している(ドラマ情報館・2023年6月、ORICON NEWS振り返り記事)。浜辺美波の演技評価も高く「言葉と視線の向きがずれている演出が秀逸」という反応が多かった。

『らんまん』第10週の視聴率

第10週(第46回〜第50回)の関東の視聴率は、第46回16.2%・第47回15.7%・第48回16.7%・第49回16.4%・第50回17.5%で週平均16.5%だった。週の最高は金曜・第50回の17.5%で、高藤が寿恵子を抱き上げる場面を含む回が最も多く視聴された。関西地区の個別数値は未公表だが、週平均は同程度の水準と見られる(ビデオリサーチ・関東地区調べ)。

次週・第11週「ユウガオ」の見どころ

第11週「ユウガオ」(第51回〜第55回・6月12日〜16日)では、万太郎の石版印刷技術がついに完成し、植物学雑誌の印刷が発注される。一方で高藤からの正式なプロポーズが寿恵子に届き、返事の期限が舞踏練習会の発足式の日と定められる。ユウガオは夕方から夜にかけて白い花を開く植物だ。寿恵子の選択がいよいよ問われる週だ。

第9週「ヒルムシロ」
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出典: ・NHK連続テレビ小説「らんまん」公式サイト https://www.nhk.or.jp/ranman/ ・MANTANWEB「らんまん」第10週振り返り(2023年6月) ・ORICON NEWS「らんまん第10週を振り返る」(2023年6月) ・高知新聞「植物学の雑誌を作る!牧野富太郎も石版印刷所で修業」(2023年) ・高知新聞「石版印刷機を買いたい!牧野博士も印刷機を購入」(2023年) ・JBpress「牧野富太郎、日本初の植物学雑誌創刊のための石版印刷修業」(2023年) ・ビデオリサーチ 視聴率データ(関東地区) ・ドラマ情報館「らんまん第10週ネタバレ・あらすじ」(2023年)
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