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『あさが来た』キャスト相関図一覧|全出演者と役名・人物関係

朝ドラ『あさが来た』(NHK連続テレビ小説・2015年後期)のキャストと相関図を、全出演者の一覧表+人物関係でまとめました。主演・波瑠が演じた白岡あさ(実業家・広岡浅子がモデル)を軸に、京都の豪商・今井家、嫁ぎ先の両替商「加野屋」、そして五代友厚をはじめとする明治の実業界、のちに設立する日本初の女子大学校をめぐる人間関係が、全156話でどう動いたかを線でつなぎます。「登場人物が多くて誰が誰だか分からない」という人でも、まず下の全キャスト表で役名と俳優をおさえ、そのあとグループ別の相関図を読めば関係がすっと入るはずです。全話のあらすじ・結末は母艦記事でまとめています。

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目次

『あさが来た』の作品データ(2015年後期・全156話)

まず作品の土台を押さえておきます。これを知っておくと、相関図の人物関係が「なぜそう動くのか」が分かりやすくなります。本作はNHK連続テレビ小説で初めて幕末からの実業家の生涯を本格的に描いた作品で、両替商から銀行・生命保険へと業態を変えていく流れが物語の背骨になっています。

放送 NHK連続テレビ小説(2015年後期・第93作)
放送期間 2015年9月28日〜2016年4月2日(全156話)
主演 波瑠(今井あさ/白岡あさ 役)
原案 古川智映子『小説 土佐堀川』
脚本 大森美香
語り 杉本哲太
主題歌 AKB48「365日の紙飛行機」
モデル 広岡浅子(加島屋の経営に参画し、大同生命・日本女子大学の創設に尽力した実業家)

物語の中心にいる白岡あさは、両替商「加野屋」に嫁ぎながら、炭鉱事業・銀行・生命保険へと事業を広げ、晩年は女子教育に情熱を注いだ人物として描かれます。モデルとなった広岡浅子の生涯や史実との違いには別記事で踏み込む予定ですが、この記事はあくまで「誰が出ていて、関係はどうか」を整理する相関図・キャスト主体の内容です。

『あさが来た』全キャスト一覧表(役名・俳優・役割)

先に全出演者を一覧でまとめます。グループ(今井家/白岡家・加野屋/眉山家/加野屋の奉公人/五代と実業界/女子大学関連)の順で並べているので、気になる人物から探せます。役名の漢字と俳優名はWikipedia等の作品情報で確認したものです。

役名 俳優 役割・関係
今井あさ/白岡あさ 波瑠(少女期:鈴木梨央) 主人公。京都・今井家の次女。大阪の両替商・加野屋に嫁ぎ、銀行・生保経営へ
今井はつ/眉山はつ 宮崎あおい(少女期:守殿愛生) あさの姉。山王寺屋・眉山家に嫁ぐ。のちに和歌山でみかん農業
今井梨江 寺島しのぶ あさの母。責任感の強い良妻賢母
今井忠興 升毅 あさの父。今井家当主。商才に優れ時代を見る目を持つ
今井忠政 林与一 あさの祖父。柔軟な考えであさを理解する
今井久太郎/今井忠嗣 興津正太郎 あさの弟。アメリカ留学後、今井銀行の当主に
白岡新次郎 玉木宏 あさの夫。加野屋の次男。三味線を愛し商売には深入りしない
白岡正吉 近藤正臣 新次郎の父。加野屋当主。「信用第一」が信条
白岡よの 風吹ジュン 新次郎の母。女将としての心得であさを導く
白岡榮三郎 桐山照史 新次郎の弟。加野屋後継として育つ。加野銀行の頭取に
白岡千代 小芝風花(少女期含む) あさと新次郎の長女。母との距離に複雑な思いを抱きながら成長
白岡啓介(東柳啓介) 工藤阿須加 千代の婿。帝国大学法科の学生。官吏志望から事業家へ
眉山惣兵衛 柄本佑 はつの夫。山王寺屋の長男。のちにみかん農業へ
眉山菊 萬田久子 惣兵衛の母。気位が高いが、のちに変化していく
眉山栄達 辰巳琢郎 惣兵衛の父。山王寺屋の主
眉山藍之助 森下大地 はつと惣兵衛の長男。加野銀行で働く
眉山養之助 西畑大吾 はつと惣兵衛の次男。みかん農業と兵役を経験
山本雁助 山内圭哉 加野屋の大番頭。両替商に誇りを持ち銀行転換に反対。うめに想いを寄せる
亀助 三宅弘城 加野屋の中番頭。ふゆと結ばれ、のちに役員秘書に昇進
うめ 友近 今井家の女中。あさの付き人として加野屋へ。雁助と相思相愛
ふゆ 清原果耶 今井家の女中。のちに亀助と結婚
山崎平十郎 辻本茂雄 大蔵省出身。加野銀行の支配人兼講師に
かの 楠見薫 加野屋の女中頭
五代友厚(五代才助) ディーン・フジオカ 薩摩出身の実業家。あさが尊敬し、大阪経済の発展に尽力
玉利友信 笑福亭鶴瓶 奈良の豪商。あさに無利子で資金を貸す恩人
美和 野々すみ花 新次郎の三味線師匠。のちにレストラン「晴花亭」を開く
成澤泉 瀬戸康史 教育者。日本初の女子大学校設立を志す。初代校長に
田村宜 吉岡里帆 千代の親友。秘書見習いから大学教授へ
大隈重信 高橋英樹 元勲。女子大学設立に協力
大隈綾子 松坂慶子 大隈の妻。女子大学設立の支援者
平塚明(平塚らいてう) 大島優子 女子大学の学生。のちに婦人運動家へ
福沢諭吉 武田鉄矢 教育者。あさに女社長を勧める
渋沢栄一 三宅裕司 実業家。「銀行の神様」と称される
大久保利通 柏原収史 内務卿。五代の盟友
土方歳三 山本耕史 新選組副長。資金調達で加野屋を訪れる
萬谷与左衛門 ラサール石井 落ちぶれた商人。あさに恨みを抱き刺傷事件を起こす

表で全体像をつかんだら、ここからはグループごとに「あさとの関係」を線で読み解いていきます。本作は登場人物が多いものの、軸になる関係はそれほど多くありません。まずは中心の3人から見ていきましょう。

中心にいる3人——あさ・新次郎・五代友厚の関係

登場人物は多いのですが、物語の軸になるのはこの3人です。あさを挟んで「家庭を支える夫・新次郎」と「実業の師ともいえる五代友厚」という二つの関係が、本作の背骨になっています。この3人をつかめば、相関図の半分は見えてきます。

白岡あさ(波瑠)——全関係線の起点

京都の豪商・今井家の次女として生まれ、17歳で大阪の両替商・加野屋に嫁ぐ主人公です。算盤と商いが大好きという、当時の女性像からは型破りな人物として描かれます。幕末の動乱で加野屋が傾くと、自ら九州の炭鉱経営に乗り出し、さらに銀行・生命保険へと事業を広げていきます。物語の関係線はすべて、この「あさ」を起点に伸びていきます。モデルは加島屋の経営に参画し、大同生命・日本女子大学の創設に尽力した実業家・広岡浅子で、史実との違いは別記事で深掘りする予定です。波瑠さんはこの役で第89回「東京ドラマアウォード」など各賞を受け、女優としての評価を大きく高めました。

白岡新次郎(玉木宏)——商売をしない「あさの夫」

加野屋の次男で、あさの夫です。本作の特徴は、夫が家業の経営に直接タッチせず、三味線や趣味に生きる「自由人」として描かれる点にあります。にもかかわらず、あさが事業に踏み出すときには必ず後押しし、危機のたびに支える——この「妻の挑戦を全肯定する夫」像が放送当時に大きな共感を呼びました。あさと新次郎の関係は、対立や束縛ではなく、信頼でつながる夫婦として描かれ、相関図の中心軸の一つになっています。

五代友厚(ディーン・フジオカ)——あさが仰いだ実業の師

薩摩出身の実業家で、大阪経済の近代化に尽力した実在の人物です。劇中ではあさの才覚を早くから見抜き、商いの考え方や時代の読み方を授ける「師」として描かれます。直接の上下関係でも恋愛関係でもなく、あさが志を仰ぐ相手という立ち位置です。ディーン・フジオカさんの演じる五代は放送中に「五代ロス」という言葉が生まれるほど人気を集め、本作のブレイクのきっかけとなりました。あさと五代の関係は、新次郎との夫婦関係と並ぶ、もう一本の太い柱です。

『あさが来た』相関図——6つのグループで整理

人物が多いので、舞台ごとにグループ(今井家/白岡家・加野屋/眉山家/加野屋の奉公人/五代と実業界/女子大学関連)に分けて並べます。あさを中心に、それぞれのグループとの関係を見てください。

今井家——あさが生まれ育った京都の豪商

物語の出発点になる、京都の両替商の一族です。商才のある父・忠興と、柔軟な祖父・忠政が、算盤好きのあさを否定せず育てたことが、のちの実業家・あさの土台になっています。姉のはつとの対照的な人生も、本作の縦軸の一つです。

役名 俳優 あさとの関係
今井忠興 升毅 父。商才に優れ、あさの商いへの関心を理解する
今井梨江 寺島しのぶ 母。礼儀作法に厳しい一方、娘たちを深く想う
今井忠政 林与一 祖父。柔軟な発想で、型破りなあさを可愛がる
今井はつ/眉山はつ 宮崎あおい 姉。眉山家に嫁ぎ、没落と再起を経験する対照的な人生
今井久太郎/忠嗣 興津正太郎 弟。アメリカ留学を経て今井銀行を継ぐ

本作は波瑠演じるあさと宮崎あおい演じるはつの「W主演的な姉妹劇」として企画された点が特徴で、序盤は二人の対比が物語を引っ張ります。商家に嫁ぎながらも豪商の家が傾いていく姉・はつと、嫁ぎ先を立て直していく妹・あさという対照が、今井家グループを読むときの軸になります。

白岡家・加野屋——あさが嫁いだ大阪の両替商

あさの嫁ぎ先で、物語の主舞台となる大阪の両替商です。「信用第一」を掲げる義父・正吉、女将の心得を授ける義母・よの、そして商売をしない夫・新次郎という個性が、あさの実業家としての歩みを取り囲みます。

役名 俳優 あさとの関係
白岡新次郎 玉木宏 夫。あさの挑戦を一貫して後押しする
白岡正吉 近藤正臣 義父。加野屋当主。あさの商才を認める
白岡よの 風吹ジュン 義母。女将としての心得をあさに教える
白岡榮三郎 桐山照史 義弟。加野屋の後継として育ち、加野銀行頭取に
白岡千代 小芝風花 長女。仕事に生きる母との距離に悩みながら成長
白岡啓介 工藤阿須加 千代の婿。官吏志望から加野屋の事業を担う立場へ

このグループで見落とせないのが、長女・千代(小芝風花)との母娘関係です。事業に没頭するあさと、母にかまってもらえなかった千代のすれ違いは、後半の大きなテーマになります。仕事と家庭のあいだで揺れる母親像が現代の視聴者にも刺さり、千代をめぐる場面は放送当時よく話題になりました。両替商から加野銀行への業態転換に反対する大番頭たちとの摩擦も、このグループを取り巻く緊張感を生んでいます。

眉山家——姉・はつが嫁いだ山王寺屋

あさの姉・はつの嫁ぎ先です。当初は今井家以上の大店でしたが時代の波で没落し、和歌山でみかん農業から再起する——という、あさ家とは逆向きの人生がここで描かれます。気位の高い姑・菊との関係も、はつの試練として描かれます。

役名 俳優 はつ・あさとの関係
眉山惣兵衛 柄本佑 はつの夫。没落後、みかん農業で立て直しを図る
眉山菊 萬田久子 惣兵衛の母(はつの姑)。当初は厳しいが変化する
眉山栄達 辰巳琢郎 惣兵衛の父。山王寺屋の主
眉山藍之助 森下大地 はつの長男。加野銀行で働く
眉山養之助 西畑大吾 はつの次男。みかん農業と兵役を経験

眉山家は、あさ・加野屋の「上り坂」と対をなす「下り坂からの再起」を担うグループです。長男・藍之助が叔母・あさの加野銀行で働くことで、没落した眉山家と興隆する白岡家が血縁で再びつながっていくのも、後半の見どころです。姉妹の人生が交差し続ける構造を意識すると、眉山家パートの意味が立ちます。

加野屋の奉公人——あさを支える台所と帳場の人々

加野屋を内側から支える奉公人たちです。番頭・雁助と女中・うめの恋、亀助とふゆの縁など、奉公人どうしの人間模様が物語に温かみを添えています。あさの改革に最初に戸惑い、やがて味方になるのもこの人たちです。

役名 俳優 あさとの関係
山本雁助 山内圭哉 大番頭。両替商に誇りを持ち銀行転換に反対。うめに想いを寄せる
亀助 三宅弘城 中番頭。ふゆと結ばれ、のちに役員秘書に昇進
うめ 友近 あさの付き人として今井家から加野屋へ。雁助と相思相愛
ふゆ 清原果耶 今井家の女中。のちに亀助と結婚
かの 楠見薫 加野屋の女中頭

大番頭・雁助(山内圭哉)は、両替商から銀行への転換に最後まで反対する「古い商いの誇り」を体現する人物で、改革者・あさとの対立と和解が見どころになっています。また、あさの片腕として上京するうめ(友近)の存在は、奉公人グループの人気を支えました。清原果耶さんは本作のふゆ役が朝ドラ初出演で、のちのヒロイン抜擢につながる足がかりとなりました。

五代と実業界——あさを実業家へ導いた人々

あさが家業を超えて実業の世界に踏み出すきっかけをつくる、明治の経済人グループです。師ともいえる五代友厚を中心に、福沢諭吉や渋沢栄一といった歴史上の人物が、あさの背中を押す役どころで登場します。

役名 俳優 あさとの関係
五代友厚 ディーン・フジオカ あさが仰ぐ実業の師。商いの考え方を授ける
玉利友信 笑福亭鶴瓶 奈良の豪商。あさに無利子で資金を貸す恩人
福沢諭吉 武田鉄矢 あさに女社長になることを勧める教育者
渋沢栄一 三宅裕司 「銀行の神様」と称される実業家
大久保利通 柏原収史 内務卿。五代の盟友
土方歳三 山本耕史 新選組副長。資金調達で加野屋を訪れる

このグループの中心はやはり五代友厚です。あさの炭鉱事業や銀行設立といった転機の場面で、五代が方向を示す——という関係が繰り返され、物語の推進力になっています。一方で土方歳三(山本耕史)のように幕末の実在人物が一場面で登場する演出もあり、両替商という「お金が集まる場所」を舞台にしたことで、歴史上の人物とあさが交差する構図が生まれているのが本作の面白さです。

女子大学関連——あさが晩年に情熱を注いだ場所

物語の後半で大きな比重を占める、女子教育のグループです。教育者・成澤泉とともに、あさが日本初の女子大学校設立に奔走する流れで登場します。娘の親友・宜や、のちの婦人運動家・平塚らいてうも、ここで関係線がつながります。

役名 俳優 あさとの関係
成澤泉 瀬戸康史 女子大学校設立を志す教育者。あさが資金面で支える
田村宜 吉岡里帆 千代の親友。秘書見習いから大学教授へ
大隈重信 高橋英樹 女子大学設立に協力する元勲
大隈綾子 松坂慶子 大隈の妻。設立の支援者
平塚明(らいてう) 大島優子 女子大学の学生。のちに婦人運動家へ

女子大学関連グループは、あさが「商いの人」から「次の世代の女性に道をひらく人」へと変わっていく、本作の着地点を担っています。娘・千代の親友である田村宜(吉岡里帆)がこのグループに合流することで、家庭と事業と教育という三つの舞台が一本につながるのが終盤の構造です。吉岡里帆さんは本作のブレイクをきっかけに人気を広げました。後半から観ると関係が分かりにくくなりがちなのは、女学校時代に張られた縁が終盤でまとめて回収されるからなんですね。

『あさが来た』の相関図まとめ

最後にもう一度、関係の軸を整理しておきます。中心にいるのは白岡あさ(波瑠)で、そこから「夫・新次郎」「実業の師・五代友厚」という二本の柱が伸び、さらに今井家(生家)・白岡家加野屋(嫁ぎ先)・眉山家(姉の嫁ぎ先)・奉公人・実業界・女子大学という6つのグループが取り囲む——というのが本作の人間関係です。「上り坂のあさ」と「下り坂から再起する姉・はつ」の対比、そして「仕事に生きる母・あさと娘・千代」のすれ違いという二つの対の関係を覚えておくと、全156話を通して関係がぶれずに追えます。全話のあらすじ・最終回の結末は母艦記事でまとめているので、あわせてどうぞ。

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