朝ドラ『ひよっこ』は、2017年前期(4月3日〜9月30日)に放送されたNHK連続テレビ小説の第96作です。茨城県北西部の架空の村「奥茨城村」で育った谷田部みね子(有村架純)が、東京へ集団就職し、トランジスタラジオ工場や洋食店ですずやかに生きていく姿を描きました。脚本は『ちゅらさん』『おひさま』の岡田惠和さん、語りは元マラソン選手の増田明美さんが担当しています。
この記事では、すでに完結している『ひよっこ』のあらすじを全26週ぶんネタバレ込みで一気に整理します。奥茨城から東京へという舞台の移り変わり、行方不明になる父・実をめぐる物語、そして最終回でみね子がたどり着いた結末まで、放送済みの内容にもとづいてまとめました。相関図・キャスト・視聴率・配信先もあわせて確認できます。
『ひよっこ』は東京オリンピック前後の高度経済成長期が舞台です。特定のモデルを置かず、時代を支えた「名もなき人たち」を主役にしたオリジナル脚本という点が、ほかの朝ドラとは少し違う持ち味になっています。
『ひよっこ』はどんな話?全体あらすじ
『ひよっこ』は、1964年(昭和39年)の東京オリンピック直前から1968年(昭和43年)ごろまでを描いた物語です。茨城の農村で暮らす谷田部みね子は、東京へ出稼ぎに行った父・実(沢村一樹)が突然消息を絶ったことをきっかけに、自らも集団就職で上京します。
東京では下町・向島のトランジスタラジオ工場で働きますが、やがて工場は倒産。みね子は赤坂の洋食店「すずふり亭」へと働く場所を移します。父を探しながら、寮の仲間や下宿先の住人、職場の人々に支えられて成長していく姿が、ひよっこ(ひな鳥)が巣立つようにやさしく描かれます。実在の人物をモデルにしないオリジナル作品で、高度経済成長を支えた市井の人々への賛歌になっています。
『ひよっこ』の作品情報
まずは『ひよっこ』の基本データを表にまとめます。放送枠やスタッフ、主題歌など、作品の輪郭をつかむのに役立ててください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | ひよっこ(連続テレビ小説 第96作) |
| 放送枠 | NHK連続テレビ小説(朝ドラ) |
| 放送期間 | 2017年4月3日〜9月30日 |
| 全話数 | 全156回(全26週) |
| 脚本 | 岡田惠和 |
| 制作統括 | 菓子浩 |
| 音楽 | 宮川彬良 |
| 主題歌 | 桑田佳祐「若い広場」 |
| 語り | 増田明美 |
| 主演 | 有村架純(谷田部みね子 役) |
| 実在モデル | 特定モデルなし(オリジナル脚本) |
| 主な舞台 | 茨城県・奥茨城村(架空)/東京・向島・赤坂 |
| 制作局 | NHK |
『ひよっこ』全26週あらすじネタバレ一覧
ここからは『ひよっこ』のあらすじを全26週ぶん、ネタバレ込みで整理します。物語は「奥茨城編」「東京・集団就職編」「父との再会と新生活編」の3つの局面で大きく動きます。舞台の移り変わりごとに編を区切ってまとめました。
第1編 奥茨城・少女時代編(第1〜4週)
茨城県北西部の農村・奥茨城村が舞台になる序盤です。みね子の家族や幼なじみが顔をそろえ、父・実が出稼ぎ先の東京で姿を消すという、物語全体の引き金がここで描かれます。集団就職で東京へ旅立つ決意までが、この編のテーマです。
| 週 | 放送日 | サブタイトル | ひとこと要約 | 視聴率 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1週 | 4/3〜4/8 | お父ちゃんが帰ってくる! | 父の帰省を待つみね子と家族の日々 | 19.5% | 週記事 |
| 第2週 | 4/10〜4/15 | 泣くのはいやだ、笑っちゃおう | 父が東京で消息を絶ち家族に不安が広がる | — | 週記事 |
| 第3週 | 4/17〜4/22 | 明日に向かって走れ! | 家計を支えるためみね子が上京を決意 | — | 週記事 |
| 第4週 | 4/24〜4/29 | 旅立ちのとき | 幼なじみと別れ集団就職列車で東京へ | — | 週記事 |
第1週「お父ちゃんが帰ってくる!」では、奥茨城村で農業を営む谷田部家の暮らしが描かれます。母・美代子、祖父・茂、妹や弟と、つつましくも温かい日常が続くなか、東京へ出稼ぎに行っている父・実の帰りを家族みんなで心待ちにしています。
第2週「泣くのはいやだ、笑っちゃおう」で、状況が一変します。定期的に届いていた父からの手紙や仕送りが途絶え、東京で行方が分からなくなってしまうのです。残された家族に不安が広がり、みね子は自分が働いて家計を支えなければと考え始めます。
第3週「明日に向かって走れ!」では、みね子が高校卒業を機に集団就職で東京へ出る決意を固めます。父を探したいという思いも背中を押しました。第4週「旅立ちのとき」で、幼なじみの時子や三男、澄子らと別れ、上野行きの集団就職列車に乗り込みます。ここで物語の舞台が大きく動きます。
第2編 東京・集団就職編(第5〜13週)
みね子が上京し、下町・向島のトランジスタラジオ工場「すぎ農工業」で働き始める編です。乙女寮での共同生活、仕事の苦労、そして工場の倒産という試練が描かれます。父の手がかりを追ううちに、物語は赤坂の洋食店「すずふり亭」へとつながっていきます。
| 週 | 放送日 | サブタイトル | ひとこと要約 | 視聴率 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第5週 | 5/1〜5/6 | 乙女たち、ご安全に! | 向島の工場と乙女寮での新生活が始まる | — | 週記事 |
| 第6週 | 5/8〜5/13 | 響け若人のうた | 慣れない仕事と寮の仲間との絆 | — | 週記事 |
| 第7週 | 5/15〜5/20 | 椰子の実たちの夢 | それぞれの夢を抱える乙女たち | — | 週記事 |
| 第8週 | 5/22〜5/27 | 夏の思い出はメロン色 | 奥茨城との往復で広がる人間模様 | — | 週記事 |
| 第9週 | 5/29〜6/3 | 小さな星の、小さな光 | 工場経営に影が差し始める | — | 週記事 |
| 第10週 | 6/5〜6/10 | 谷田部みね子ワン、入ります | 工場倒産後みね子がすずふり亭で働き出す | — | 週記事 |
| 第11週 | 6/12〜6/17 | あかね荘にようこそ! | 下宿あかね荘で個性豊かな住人と出会う | — | 週記事 |
| 第12週 | 6/19〜6/24 | 内緒話と、春の風 | 父の手がかりと新しい人間関係 | — | 週記事 |
| 第13週 | 6/26〜7/1 | ビートルズがやって来る | 時代の熱気と若者たちの青春 | — | 週記事 |
第5週「乙女たち、ご安全に!」で、みね子は東京・向島のトランジスタラジオ工場に就職し、乙女寮での共同生活を始めます。寮母の永井愛子(和久井映見)や、豊子、幸子といった同僚たちと出会い、慣れない都会の暮らしに少しずつ馴染んでいきます。
第6週「響け若人のうた」から第8週「夏の思い出はメロン色」にかけては、工場の仕事や仲間との友情、ふるさと奥茨城との行き来を通じて、みね子の世界が広がっていく時期です。それぞれに夢や事情を抱えた乙女たちの群像が、やさしく描かれます。
第9週「小さな星の、小さな光」で工場の経営が傾き、第10週「谷田部みね子ワン、入ります」では、ついに工場が倒産してしまいます。職を失ったみね子は、赤坂の洋食店「すずふり亭」で働くことになります。店主・鈴子(宮本信子)、料理長・省吾(佐々木蔵之介)、ホール係の秀俊(磯村勇斗)たちとの新しい日々の始まりです。
第11週「あかね荘にようこそ!」で、みね子は下宿「あかね荘」に移ります。大家の富(白石加代子)や、漫画家志望の純一郎(竹内涼真)ら、ひと癖あるけれど温かい住人たちと暮らすことになります。第13週「ビートルズがやって来る」では、来日に沸く時代の空気が背景に流れ、若者たちの青春が彩られていきます。
第3編 父との再会・東京新生活編(第14〜26週)
行方不明だった父・実との再会が大きな山場になる終盤です。実は記憶を失って暮らしており、家族はその事実と向き合うことになります。ミニスカートやツイッギーといった新しい流行を背景に、みね子自身の恋も実を結び、最終回へと向かいます。
| 週 | 放送日 | サブタイトル | ひとこと要約 | 視聴率 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第14週 | 7/3〜7/8 | 俺は笑って生きてっとう! | すずふり亭での仕事に手応えが出る | — | 週記事 |
| 第15週 | 7/10〜7/15 | 恋、しちゃったのよ | 乙女たちの恋模様が動き出す | — | 週記事 |
| 第16週 | 7/17〜7/22 | アイアイ傘とノック | みね子の周りでも淡い恋が芽生える | — | 週記事 |
| 第17週 | 7/24〜7/29 | 運命のひと | 父の消息につながる重要な手がかり | — | 週記事 |
| 第18週 | 7/31〜8/5 | 大丈夫、きっと | 記憶を失った父・実とついに再会 | — | 週記事 |
| 第19週 | 8/7〜8/12 | ただいま。おかえり。 | 家族が実と向き合い再出発を図る | — | 週記事 |
| 第20週 | 8/14〜8/19 | さて、問題です | 実の記憶と家族の暮らしの行方 | — | 週記事 |
| 第21週 | 8/21〜8/26 | ミニスカートの風が吹く | 新しい時代の流行と若者たち | — | 週記事 |
| 第22週 | 8/28〜9/2 | ツイッギーを探せ! | すずふり亭やCMをめぐる賑わい | — | 週記事 |
| 第23週 | 9/4〜9/9 | 乙女たちに花束を | 乙女寮の仲間それぞれの節目 | — | 週記事 |
| 第24週 | 9/11〜9/16 | 真っ赤なハートを君に | みね子と秀俊の距離が縮まる | — | 週記事 |
| 第25週 | 9/18〜9/23 | 大好き | みね子と秀俊が恋人同士になる | — | 週記事 |
| 第26週 | 9/25〜9/30 | グッバイ、ナミダクン | みね子と秀俊が結婚し物語が締めくくられる | 21.4% | 週記事 |
第14週「俺は笑って生きてっとう!」では、みね子がすずふり亭の仕事に少しずつ手応えを感じ始めます。第15週「恋、しちゃったのよ」、第16週「アイアイ傘とノック」では、乙女寮の仲間やみね子の周囲で淡い恋模様が動き出し、青春のときめきが描かれます。
第17週「運命のひと」から第18週「大丈夫、きっと」にかけてが、物語最大の山場です。父・実の消息につながる手がかりが見つかり、みね子はついに父と再会します。ところが実は記憶を失っており、東京で別の暮らしを送っていました。家族は思いもよらぬ現実と向き合うことになります。
第19週「ただいま。おかえり。」で、母・美代子も上京し、家族は記憶を失った実をふるさとへ連れ帰る道を選びます。第20週「さて、問題です」では、記憶の戻らない実と暮らしながら、谷田部家が再出発を模索する姿が描かれます。
第21週「ミニスカートの風が吹く」、第22週「ツイッギーを探せ!」では、ミニスカートや英国のモデル・ツイッギーといった新しい流行が時代を彩り、すずふり亭やCMをめぐる賑やかな出来事が続きます。第23週「乙女たちに花束を」で、乙女寮の仲間たちがそれぞれの人生の節目を迎えていきます。
そして第24週「真っ赤なハートを君に」、第25週「大好き」で、みね子とすずふり亭のホール係・秀俊(ヒデ)の距離がぐっと縮まります。秀俊がみね子に思いを打ち明け、二人は晴れて恋人同士になります。最終週・第26週「グッバイ、ナミダクン」で、みね子と秀俊は結婚し、物語は穏やかな幸福のうちに幕を下ろします。
『ひよっこ』相関図の変遷
『ひよっこ』の人間関係は、舞台が移るたびに広がっていきます。出発点はみね子の家族と奥茨城の幼なじみ。そこに東京の乙女寮、すずふり亭、あかね荘という3つのコミュニティが重なり、最後はみね子と秀俊という新しい家族の形に収束していきます。
序盤の中心は、谷田部家(父・実、母・美代子、祖父・茂、妹・ちよ子、弟・進)と、幼なじみの時子・三男・澄子です。上京後は乙女寮の永井愛子や豊子・幸子、すずふり亭の鈴子・省吾・秀俊、あかね荘の富・純一郎らが加わります。父・実の失踪と記憶喪失という縦糸が、これらの人々を一本につないでいるのが『ひよっこ』の相関図の特徴です。
『ひよっこ』最終回の結末はどうだった?
『ひよっこ』の最終回(第26週「グッバイ、ナミダクン」)は、みね子と前田秀俊(ヒデ)の結婚で締めくくられます。すずふり亭で出会った二人は、互いへの思いを確かめ合い、恋人を経て夫婦になりました。タイトルの「グッバイ、ナミダクン」には、涙の多かった日々に別れを告げ、新しい一歩を踏み出すという意味が込められています。
父・実は記憶を完全には取り戻さなかったものの、家族や周囲の優しさに触れながら、奥茨城で花を育てる花卉農業を始めます。乙女寮の仲間やすずふり亭の人々も、それぞれの人生を前向きに歩み出します。大きな悲劇で締めくくるのではなく、ささやかな幸せの積み重ねで物語を閉じたところに、『ひよっこ』らしさがあらわれています。最終回は平均を上回る21.4%の視聴率を記録し、放送終了後には「ひよっこロス」という言葉も生まれました。
『ひよっこ』ここが見どころ──注目ポイント
『ひよっこ』が多くの視聴者に愛された理由を、調査でわかった事実をもとに整理します。脚本・主演・主題歌・テーマという4つの角度から見ていきます。
まず脚本は、『ちゅらさん』『おひさま』などで知られる岡田惠和さんです。岡田さんは派手な事件よりも、人と人とのささやかなやりとりや日常の機微を描くことに定評があります。『ひよっこ』でも大事件は少なく、登場人物たちの何気ない会話や優しさの積み重ねで物語を進める作風が貫かれており、その持ち味が存分に発揮されたと評されています。
主演の有村架純さんにとって、本作は朝ドラ初主演でした。茨城なまりで素朴に生きるみね子像が好感を呼び、「ひよっこ(ひな鳥)」というタイトルどおり、少女が東京で巣立っていく成長物語を体現したと話題になりました。脇を固める沢村一樹さん、木村佳乃さん、宮本信子さん、佐々木蔵之介さんらベテラン勢の存在感も、作品の厚みを支えています。
主題歌は桑田佳祐さんの「若い広場」です。昭和の歌謡曲を思わせるノスタルジックな楽曲が、高度経済成長期という時代設定とよく合っていると評判になりました。語りを務めた増田明美さんの、登場人物の細かな経歴まで語り込む独特のナレーションも、本作ならではの味わいとして語られています。
『ひよっこ』視聴率の推移と分析
『ひよっこ』の視聴率を区間別に整理します。区間は全週あらすじの編区切りに合わせました。データは世帯平均値です。
| 区間 | 放送週 | 視聴率(世帯平均) | 傾向 |
|---|---|---|---|
| 奥茨城・少女時代編 | 第1〜4週 | 初回19.5% | 20%前後で好スタート |
| 東京・集団就職編 | 第5〜13週 | — | 安定して高水準を維持 |
| 父との再会・新生活編 | 第14〜26週 | 最終回21.4% | 終盤にかけて上昇 |
| 全期間平均 | 第1〜26週 | 20.4% | 近年の朝ドラでも高い部類 |
『ひよっこ』は初回19.5%、期間平均20.4%、最終回21.4%という安定した高視聴率を記録しました。近年の朝ドラは平均20%前後で推移する作品が多く、その中でも『ひよっこ』は終盤にかけて数字を伸ばし、最終回で20%を上回って締めくくった点が特徴です。配信時代の現在は、視聴率に表れない見逃し配信での再生も多く、世帯視聴率だけでは測れない人気を集めた作品といえます。
『ひよっこ』は実話?モデルはいるのか
『ひよっこ』に実在の特定モデルはいません。NHKは本作を、実在の人物をモチーフにしないオリジナル作品として制作しています。多くの朝ドラがモデルとなった実在の人物の生涯をベースにするのに対し、『ひよっこ』は高度経済成長期を支えた「名もなき人たち」そのものを主役にした点が大きな違いです。
ただし、時代背景は史実にもとづいています。1964年の東京オリンピック、集団就職で地方から都会へ出る若者たち、ビートルズ来日、ミニスカートやツイッギーの流行など、当時の世相が物語の随所に織り込まれています。みね子のような若者が実際に大勢いたという意味では、特定の誰かではなく「その時代を生きた無数の人々」がモデルだと言ってもよいのかもしれません。
『ひよっこ』主要キャストと相関図
『ひよっこ』の主要キャストを、家族・奥茨城・東京の3グループに分けて整理します。役名の漢字や読みの確認にも使ってください。
谷田部家・奥茨城の人々
| 役名 | 俳優 | 役どころ |
|---|---|---|
| 谷田部みね子 | 有村架純 | 主人公。集団就職で上京する |
| 谷田部実 | 沢村一樹 | みね子の父。東京で失踪し記憶を失う |
| 谷田部美代子 | 木村佳乃 | みね子の母 |
| 助川時子 | 佐久間由衣 | みね子の幼なじみ |
| 角谷三男 | 泉澤祐希 | みね子の幼なじみ |
| 青天目澄子 | 松本穂香 | みね子の幼なじみ |
| 小祝宗男 | 峯田和伸 | みね子の叔父 |
東京・乙女寮/すずふり亭/あかね荘の人々
| 役名 | 俳優 | 役どころ |
|---|---|---|
| 永井愛子 | 和久井映見 | 乙女寮の寮母 |
| 豊子 | 藤野涼子 | 乙女寮の同僚 |
| 幸子 | 小島藤子 | 乙女寮の同僚 |
| 鈴子 | 宮本信子 | すずふり亭の店主 |
| 省吾 | 佐々木蔵之介 | すずふり亭の料理長 |
| 前田秀俊(ヒデ) | 磯村勇斗 | すずふり亭のホール係。みね子の結婚相手 |
| 富 | 白石加代子 | 下宿あかね荘の大家 |
| 純一郎 | 竹内涼真 | あかね荘の住人。漫画家志望 |
『ひよっこ』の見逃し配信・再放送
完結済みの『ひよっこ』を今から一気見したい人に向けて、配信先を整理します。NHKの過去作品なので、視聴はNHKオンデマンドが軸になります。
『ひよっこ』はNHKオンデマンドで配信されており、U-NEXT経由で「NHKまるごと見放題パック」に加入すると全話を見られます。U-NEXTは初回登録で無料トライアル期間とポイント付与の特典があり、ポイントを使ってNHKオンデマンド作品を視聴することもできます。配信状況は時期によって変わるため、最新の取り扱いは各サービスの公式ページで確認してください。
地上波・BSでの再放送は不定期に組まれることがあります。BSやNHK BSプレミアム系チャンネルで過去の朝ドラがアンコール放送されるケースもあるため、テレビでの視聴を希望する場合は番組表をチェックしておくと見逃しにくくなります。
『ひよっこ』の名シーン・主要な出来事は何話?早見表
谷田部みね子(有村架純)が奥茨城村から上京し、向島電機の乙女寮や洋食店「すずふり亭」で奮闘した『ひよっこ』。全156話・全26週は時の流れがゆるやかな分、「あの場面は何話だっけ?」と探しづらいものです。そこで主要な出来事と名シーンを放送回順に並べ、週・話数とひとこと概要でまとめました。各週には岡田惠和さんらしいサブタイトルが付いているので、見返すときの目印にもなります。
| 出来事・名シーン | 第何週/第何話 | ひとことネタバレ概要 |
|---|---|---|
| 父・実が出稼ぎ先の東京から一時帰省 | 第1週ごろ/第1〜6話 「お父ちゃんが帰ってくる!」 |
奥茨城村で農家を営む谷田部家。出稼ぎ中の父・実(沢村一樹)の帰りを家族で心待ちにする日々から物語が始まります。 |
| 父・実との連絡が途絶える(失踪が発覚) | 第3〜4週ごろ/第13〜24話あたり | 東京の実へ宛てた手紙が返送されるようになり、行方が分からなくなります。これがみね子の上京を後押しする大きなきっかけに。※具体的な話数はうろ覚えなら週単位で押さえるのが無難です。 |
| みね子が集団就職列車で上京 | 第4週/第19〜24話 「旅立ちのとき」 |
高校卒業後、幼なじみの時子・三男らと集団就職列車に乗り込み、東京へ。父を探す思いも胸に旅立ちます。 |
| 向島電機・乙女寮に配属、トランジスタラジオ作り | 第5週/第25〜30話 「乙女たち、ご安全に!」 |
下町・向島のトランジスタラジオ工場「向島電機」へ。住み込みの「乙女寮」で仲間との共同生活が始まります。 |
| 夏の思い出(メロンのエピソード) | 第8週/第43〜48話 「夏の思い出はメロン色」 |
乙女寮の仲間たちと過ごす忘れられない夏。働く青春のきらめきが描かれる週です。 |
| 乙女寮のラストコーラス(解散の予感) | 第9週/第49〜54話 「小さな星の、小さな光」 |
向島電機の経営が傾き、寮生たちに別れの気配が漂います。乙女寮の合唱シーンが涙を誘う名場面として語られます。 |
| 向島電機の倒産・工場閉鎖が決定 | 第10週/第55〜60話 「谷田部みね子ワン、入ります」 |
向島電機が倒産し、乙女寮は解散へ。仲間たちはそれぞれの新しい道に進んでいきます。 |
| すずふり亭で働き始め、あかね荘へ転居 | 第11週/第61〜66話 「あかね荘にようこそ!」 |
みね子は赤坂の洋食店「すずふり亭」にホール係として採用され、下宿先「あかね荘」での新生活がスタートします。 |
| ビートルズ来日に沸く東京 | 第13週/第73〜78話 「ビートルズがやって来る」 |
時代の熱気を映すエピソード。父探しを続けながらも、東京の街は新しい文化に浮き立ちます。 |
| みね子に恋の予感 | 第15週/第85〜90話 「恋、しちゃったのよ」 |
みね子の胸に芽生える淡い恋心が描かれる週。サブタイトルどおりの甘酸っぱい展開です。※相手の特定はうろ覚えなら週単位で。 |
| 「運命のひと」をめぐる展開 | 第17週/第97〜102話 「運命のひと」 |
みね子の恋と家族の物語が交差する週。タイトルが示すとおり、人生を左右する出会いが鍵になります。 |
| 父・実と再会するも記憶を失っている | 第19週/第109〜114話 「ただいま。おかえり。」 |
長く探し続けた父・実とついに再会。しかし実は記憶を失っており、みね子は喜びと戸惑いの中に立たされます。物語屈指の名場面です。 |
| ミニスカートの流行が東京に | 第21週/第121〜126話 「ミニスカートの風が吹く」 |
1960年代後半の世相を映す週。すずふり亭やあかね荘の面々にも時代の風が吹き込みます。 |
| ツイッギー来日ブーム | 第22週/第127〜132話 「ツイッギーを探せ!」 |
当時のファッションアイコンに東京が沸く週。みね子たちの日常にも華やぎが加わります。 |
| 乙女寮の仲間たちの節目 | 第23週/第133〜138話 「乙女たちに花束を」 |
かつての乙女寮の仲間それぞれの人生に光が当たる週。仲間との絆があらためて描かれます。 |
| みね子と秀俊の関係が前進 | 第25週/第145〜150話 「大好き」 |
終盤、みね子の恋と家族の幸せが重なっていきます。「好き」があふれるあたたかな週です。 |
| 最終回(みね子と秀俊の結婚へ) | 第26週/第151〜156話 「グッバイ、ナミダクン」 |
みね子は前田秀俊からの申し出を受け入れ、未来へと歩き出します。すずふり亭の店先で笑顔を見せる場面で幕を閉じます。 |
ひよっこで集団就職して上京するのは何話ですか?
みね子が集団就職列車に乗って上京するのは第4週「旅立ちのとき」(第19〜24話)です。高校卒業後、幼なじみの時子・三男らとともに東京へ向かいます。
ひよっこで工場(向島電機)が閉鎖するのは何話ですか?
向島電機の倒産・工場閉鎖が決まるのは第10週「谷田部みね子ワン、入ります」(第55〜60話)です。その後、みね子は第11週から赤坂の洋食店「すずふり亭」で働き始めます。
ひよっこで父・実と再会するのは何話ですか?
父・実との再会は第19週「ただいま。おかえり。」(第109〜114話)で描かれます。ただし実は記憶を失っており、感動と切なさが入り混じる名場面となっています。
『ひよっこ』のよくある質問
『ひよっこ』についてよく検索される疑問を、Q&A形式でまとめました。あらすじや配信を確認する前のチェックに役立ててください。
Q1. 『ひよっこ』は全何話ですか?
全156回・全26週です。2017年4月3日から9月30日まで放送されました。
Q2. 『ひよっこ』は実話ですか?
実話ではありません。実在の人物をモデルにしないオリジナル脚本で、高度経済成長期を生きた市井の人々を描いた物語です。
Q3. 『ひよっこ』のモデルは誰ですか?
特定のモデルはいません。1964年の東京オリンピック前後に集団就職で上京した若者たちという、その時代を生きた無数の人々が題材になっています。
Q4. 見逃し配信はどこで見られますか?
NHKオンデマンドで配信されています。U-NEXT経由の「NHKまるごと見放題パック」などから視聴できます。配信状況は変動するため公式ページでご確認ください。
Q5. 相関図はどこで見られますか?
本記事の「主要キャストと相関図」の項目で、谷田部家・奥茨城・東京の3グループに分けて主要人物の関係を整理しています。
Q6. 最終回でみね子は誰と結婚しますか?
すずふり亭のホール係・前田秀俊(ヒデ/磯村勇斗)と結婚します。最終週「グッバイ、ナミダクン」で二人は夫婦になりました。
Q7. 父・実の記憶は最後まで戻りましたか?
記憶は完全には戻りませんでした。それでも実は家族や周囲の優しさに支えられ、奥茨城で花を育てながら穏やかに暮らし始めます。
まとめ
朝ドラ『ひよっこ』は、奥茨城村から東京へ集団就職した谷田部みね子が、失踪した父を探しながら成長し、最終回で秀俊と結婚するまでを描いた全26週の物語です。大きな事件ではなく日常の優しさを積み重ねた作風と、平均20.4%の高視聴率が印象に残る一作でした。NHKオンデマンドで全話視聴できるので、一気見でその温かさを味わってみてください。
出典:・NHK連続テレビ小説「ひよっこ」公式情報
・ひよっこ(テレビドラマ)- Wikipedia
・モデルプレス「『ひよっこ』最終回に感動広がる」(2017年放送当時)
・WEBザテレビジョン「ひよっこ あらすじ/制作統括インタビュー」
・Real Sound「『ひよっこ』各週レビュー」(2017年)
・U-NEXT/NHKオンデマンド 配信情報ページ
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